デジタルアートのコレクターになろう!【クリプトコレクター:新版のご紹介】
こんにちは!スマートエイプゲームスのよしおです!
今回ご紹介するのは絶賛発売中のうちのゲーム「クリプトコレクター:新版」です!
このブログでは細かいルール説明などは省いて以下の点について書いていきたいと思います。
・どういうゲームなのか
・なにがこのゲームの面白さなのか
クリプトコレクター 新版
希望小売価格:4,200円+税
一般発売日:2023年7月28日
プレイ人数:1~4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:30~60分
ゲームデザイン:ヤマグチタカナリ
まずはじめに「クリプトコレクター」について少しご説明を。
このゲームはゲームマーケット2022年春に初版を発売しています。
ありがたいことに多くの方にご購入いただき、そのタイミングでほぼ完売となりました。
そこからさらに1年かけて調整を行い、今回発売したのがこちらの新版になります。
ざっくり一言でこのゲームをお伝えすると
【初心者でも遊びやすいアートを集めるオークションゲーム】
です!
オークションゲームと聞いて一番最初に思い浮かべるボードゲームはなんでしょう?
モダンアート?ハイソサエティ?QE?色々ありますよね。
オークションと聞いてピンとこない方にご説明すると、
いわゆる競りや値付けといった対象物に一番高い値段を付けた人が買うという仕組みです。
(魚市場とかをイメージするとわかりやすいかな?
欲しいと思うものの相場を見極めて、自分で値段を付けて買っていくわけですが、、、
この仕組みが面白い反面、非常に難しい!!
ですが、この「クリプトコレクター」ではその値段を付けるという行為がなく、
代わりに「簡単にオークションができるシステム」を取り入れています。
その辺の細かい説明は後半部分で書いていきますので、まずはゲームの中身を見ていきましょう!
まずゲームの目的となるのはこの”アートカード”を集めることです。
このカードが勝利点となり、合計勝利点の一番高い人がゲームに勝利します。
さらに・・・
こんな感じで同じ色のセットを集めることでカードのイラストが繋がり1つのアートとして完成します!
(コレクター欲をそそりますね!
セットが完成するとボーナスの勝利点ももらえます。
アートカードは全部で6種類。
全て違うイラストレーターさんに描いてもらっています。
すごい!お金がかかってる!
じゃぁアートを買って集めよう!ということでゲームがスタートするんですが・・・
ゲームの設定上、アートをお金で買おうとすると非常に高価なものとなっています。
具体的に説明すると初期資金(ポリゴン)が15ポリゴンあるんですが1枚が26ポリゴンとかします。
(アートの価値感って人ぞれぞれで難しいですよね
そこでこいつの出番・・・!
「オーナーカード」です。
アートカードの引換券みたいなもので、
アートカードのお金の横に描いてあるアイコン1個が同じ色のオーナーカード1枚分に相当します。
なのでアートカードは以下の二通りで買うことができます。
・アイコンの個数分の「オーナーカード」を集めて交換する
・ポリゴン(お金)で支払う
そしてこの「オーナーカード」をオークションで手に入れていきます。
それではオークションスタート!
まず使うのはこの4つのマーカーです。
1~4の数字が書いてあり、1人1色担当します。
ちなみに初版では紙製チップでしたが新版では木製チップになっています。
スタートプレイヤーから数字の小さい順に1個ずつ欲しいオーナーカードの下に置いていきます。
欲しいカードが被ったら先に置いてあるマーカーの下に置いてください。
全員が全てのマーカーを置ききったらこれで1ラウンドが終わりです。
これを7ラウンドやったらゲームが終了です。
あっという間ですね。
重ゲー遊ぶ時の常套句「プレイ時間は長めだけどやることはシンプル」を地でいってる感じですね!
次にマーカーを置ききった後にラウンドの清算フェーズとして
オーナーカード山札の近い方から各カードについて誰が買うのか?を決めていきます。
一番最初に買う権利があるのは、そのカードの下に一番大きい数字を置いた人です。
複数の同じ色のマーカーを置いている場合にはその数字を合計します。
同数を置いている場合には、先に置いた人(上にある色)が最初に買う権利があります。
そして自分が置いたマーカーの合計数値×1ポリゴンを支払うことでそのカードを獲得できます。
上の画像だと左から 黄:2ポリゴン、紫:3ポリゴン、紫:1ポリゴン、赤:4ポリゴン、白:3ポリゴン
で最初に買う権利があります。
買う権利を放棄した場合、次に合計数値の大きい人に権利が移ります。
そんな感じでオーナーカードを買っていくわけですが、
オーナーカードを買えば買うほどお金が無くなってしまいますよね。
じゃぁどこでお金を手に入れるのかというと・・・
なんとオーナーカードを所持しているとラウンドの終わりごとにに収入としてお金がもらえます!
なのでずっと長く持っていれば収入面は安定!
ただ忘れてはいけないのがこのゲームの目的。それは「アートを集めること」です。
このオーナーカードはアートカードを購入するための引換券として使うことができます。
つまり、どこかのタイミングでオーナーカードを手放してアートを買わないといけないわけですね。
その手放すタイミングの見極めとジレンマがこのゲームの戦略的な魅力の1つです。
といった具合に、
収入を得つつ良い感じにオーナーカードを手に入れてアートカードに換えていこうぜって話なんですが、
どのタイミングでアートカードを買うの?って疑問が残ります。
アートカードの買い方。それは・・・
アートカードを買うのにも1~4のマーカーを使います!
さっきはオーナーカードを手に入れるためにそのカードの下にマーカーを置いていったんですが、
置くマーカーを一旦捨てて、必要なコストを支払うことですぐアートカードを買うことができます!
つまり1~4のマーカーそれぞれに二通りの使い方があるということです。
・オーナーカードを買うために使う
・アートカードを手に入れるために使う
1個のマーカーにつきどちらかしか行えないので
7ラウンド×4マーカー=21回という限られた行動回数の中で、
どちらのカードもバランスよく手に入れなければならないというジレンマもこのゲームの魅力の1つです!
さらに!
オーナーカードはラウンドに応じて使うカードが決められています。
なので、ゲームが進むほどオーナーカードの中身が強くなっていくんですね。
ということは、
後半ほどオーナーカードも欲しいがアート(勝利点)も欲しい…といったジレンマが発生します!
なんともいやらしい!
どのカードを集めたらわからない!
ということがないように特定のアートカードを集めると勝利点になる「目標カード」があったり
トークン1枚が任意のアイコン1個分になるワイルドカード的な「VIPトークン」などもあります。
といった具合に複数のジレンマや戦略的判断が絡み合ったゲーム展開がとても魅力的な反面、
実際やることはマーカーを置くだけという簡単なオークションシステムとなっているので、
初心者の方でもボードゲーム上級者とバチバチのゲーム展開となり、白熱すること間違いなし!
中量級ゲームやオークションゲームの入門としても非常に最適です♪
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